パララックス効果を使用したページの作成

みなさまが毎日目にするであろうインターネット上に公開されている膨大な数のウェブサイト。
さまざまな動きや仕掛けを組み込んであるサイトもかなり増えてきましたね。
その中で、特にIT企業やウェブサービスといった先進的なイメージを重視している企業のウェブサイトに採用されているのが、「パララックス効果」という手法です。

「パララックス効果」とは?

「パララックス効果」とは日本語で「視差効果」と呼称されることからもわかりますが、画面をスクロールした際にスクロールに合わせて演出が施されるといったデザインです。
1ページ毎に区切るのではなく最上部から最下部までを一つの表示領域として考え、要素によって区分し各々で異なる動きをします。
これまでは非常に高度なウェブデザインの知識を必要としましたが、最近ではプラグインで容易に導入可能となり、一つのウェブデザインの手法として確立したように思います。
また、選択可能なプラグインの数も増えているので組み合わせ方によって様々なデザインを施す事が可能になっています。

「パララックス効果」のメリット

何よりもパララックス効果のメリットとしてあげられるのは、静止したページより動きのあるページはユーザーを惹きつけるということです。
実際に導入されている事例で多いのは、スクロールをしていくとページを構成する写真や文字情報が浮かび上がってくるといったものであり、文字リンクをクリックしてページが切り替わる従来型とは異なり、閲覧しているユーザーに対しわくわくした気持ちを感じさせる事ができるようになります。
文字リンクであればクリックした後に表示される内容がおおよそ予想できますが、パララックス効果ではじわじわと表示領域が大きくなっていったり、画像や文字の色味が濃くなっていくので次に表示される情報が気になり、ユーザーの離脱率を低くさせられるというメリットがあります。
さらに、手前の画像やテキストと背景画像等を別々に動かす事によってウェブページ内に遠近感を持たせるような演出をすることも可能となり、表現の幅がかなり広がったと言えます。

「パララックス効果」におけるストーリー性について

現在のウェブサイトはインターネットの黎明期のようにパンフレットをデジタル化させたような必要な情報を補うためのメディアではなくなり、一つのエンターテイメントとして成立しています。
その為、各企業などはウェブサイトの制作を行う時にストーリー性について強く意識しています。
パララックス効果を使用する事により、一つ目のセクションを序章と位置づけて、ユーザーに対し共感できるような現状に関して解決したい問題を提起し、二つ目のセクションでは多くの方が望んでいる結果になるようなヒントを与えていく様子にすれば最終的な結果に至るまで、流れるように読み進めていく事ができます。

まとめ

意識してみると、本当にたくさんのウェブサイトで使用されているこのパララックス効果。
導入のされ方もデザインによってさまざまでとても面白い手法のひとつです。
こういった細やかな部分に手を加えることによって、閲覧するユーザーにとってはより魅力的なページになるんですね。
デザインでユーザーの目を惹く事はもちろん、動きの部分でもユーザーに対してアピールする事が今後ますます重要になっていくでしょう。

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